外科・消化器外科
当科の特徴
✓ 診療内容
当科は、消化器疾患および内分泌疾患(乳腺、甲状腺)を担当しております。
消化器疾患とは、食道・胃・十二指腸の上部消化管、結腸・直腸・肛門の下部消化管および肝臓・すい臓・胆道(胆嚢と胆管)に関連した病気です。
具体的には、腹痛・食欲不振・腹部違和感・体重減少・便通異常・血便・貧血などの症状が認められる方、あるいはアルコールによる肝障害・C型肝炎・肝臓癌などが気になる方、胆石・胆嚢ポリープが心配な方、乳房のしこりで悩んでいる方、脱腸(ヘルニア)で悩んでいる方は一度、ご相談下さい。
お話を十分お伺いした後、必要であれば適切な検査を迅速に実施いたします。
また、診察と検査結果により治療が必要であると判断した場合には、手術的治療も含め個々の病気の状態および年齢・体力などに合わせた適切な治療を施行することを基本と致しております。
✓ 特徴
消化管検査は、内視鏡(カメラ)が最も診断能力が高く確実な検査法であります。特徴として、いずれの検査も毎日(月~土曜日)実施しております。
胃カメラは1日の人数を15名前後とさせていただいております。当日できない場合がございますが、ご了承ください。大腸カメラは午後(予約が必要です、一度診察とご説明をさせて頂きます/土曜日以外)施行しております。
早期胃癌の発見率は高くなりましたが、大腸癌は症状が出現してからの発見が多い傾向です。また、大腸癌は食物の欧米化などの原因により増加の一途であります。ご心配でしたら進んで検査を受けてみてはいかがでしょうか。いずれの検査もベテランの医師が迅速かつ的確に対応しております。
また、X線全身断層撮影(CT検査)、超音波検査(エコー)、乳腺X線撮影(マンモグラフィー)などの最新の画像診断検査が、外来受診当日に予約なしで実施できます。
当然のことながら、当科診療内容に記載しきれない様々な症状および疾患・病態が存在いたします。ご心配な症状がありましたら、いつでもご相談ください。
✓ ストーマ外来
ストーマ外来では大腸ストーマ、回腸ストーマ、尿路ストーマ、小児ストーマ、難治性瘻孔など、通常の排泄経路とは異なる排泄を余儀なくされたストーマ保有者を対象に行っております。
ストーマケア及び装具選択など、自宅での生活においても相談をお受けいたします。
●ストーマの周りがただれて痛い・・
●本当に今のストーマケアで良いのか?
●みんなと旅行にも行けるのか?毎日お風呂に入りたいけど・・
●他の装具を使ってみたいけど、自分にはどれがいいのか分からない・・
●新しい良い方法はないかしら・・
以上のような、ストーマに関すること全般のご相談を承ります。
診療内容はご自身のストーマ装具を持参していただき、受診時に装具を剥がし洗浄してストーマ周囲の皮膚の状況やケア方法を確認します。
時間は30分前後です。
完全予約制で行いますので待ち時間もほとんどありません。予約は消化器外科で行っています。
また、失禁や難治性である褥瘡や創傷においても相談窓口となっておりますので、お気軽にご相談下さい。
外科 担当医師紹介 | |
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医師名 | 経歴・所属学会・資格等 |
三浦 和夫 (副院長・主任医長) |
富山大学卒 |
相川 琢磨 (医長・医局長) |
山梨医科大学卒 日本外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 |
吉田 経雄 | 新潟大学卒 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会認定医 日本消化器病学会専門医 |
阿部 徹 | 山梨医科大学卒 日本外科学会専門医 消化器がん外科治療認定医 日本消化器病学会 消化器病専門医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 マンモグラフィ(乳癌)読影認定医 |
飯野 善一郎 (非常勤医師) |
いいのクリニック |
河口 賀彦 (非常勤医師) |
山梨大学医学部第一外科 学部内講師 |
芦沢 直樹 (非常勤医師) |
山梨大学医学部 |