予防と治療について
骨粗鬆症の予防では、若いころに良質でたくさんの骨を作り、年をとってもできるだけ維持することが挙げられます。
生活習慣により骨の強度は大きく変わってくるため若いうちから食事や運動の配慮を行うことが重要です。
また早期診断、早期治療が骨折予防につながるため、検診などによる定期的な骨密度のチェックが予防に効果的です。
骨粗鬆症治療薬は近年大きく発展し、現在は様々な種類の薬が使用可能です。
骨粗鬆症の治療は長期間かかるため、内服薬や注射薬、投与間隔や作用機序の違いなどを考慮し、患者さんがずっと続けられるよう、最適な治療法を選択します。
その間定期的に骨密度などを計測し、投薬内容を逐次変更し、ご提案します。