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認定看護師

 

認定看護師とは

認定看護師は、日本看護協会認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護を実践することができます。
看護現場において実践・指導・相談の3つの役割を果たすことにより看護ケアの広がりと看護の質の向上を図ることに貢献することを目的とされています。現在、19の認定看護分野がありますが、当院では5つの分野で6人の認定看護師が活躍しています。

 

認定看護師紹介

認知症看護認定看護師
鈴木有紀子

2012年厚生労働省の推計では65歳以上の高齢者のうち462万人、7人に1人は認知症と言われ、増加傾向にあります。また、認知症予備軍(MCI)と言われる方も400万人いると言われています。それに伴い、認知症を持ちながら入院する方も多くなっています。しかし、認知症を持った方は入院による環境の変化に対応する事に時間がかかり、症状に影響を与えることがあります。そのため、安全管理を行う上で止むおえなく、身体抑制を行う事もありますが、患者さんの尊厳を守ることが出来る様に、病棟で日々の看護実践と共に、スタッフへの指導や相談を行い、時にはロールモデルとなり看護師の対応などを含めた環境の調整を行っています。現在は、地域包括支援病棟に勤務しながら、訪問看護師としても活動を行っています。病院・地域で医療を受ける認知症の方を、地域とも連携しながら安心して入院生活を過ごし、早期に再び地域へ帰れるように、また、可能な限り住み慣れた場所で生活出来るように、認知症看護の質の向上を目指しながら日々活動を行っています。何か認知症・物忘れについてお悩みなどがございましたら、お気軽にご相談下さい。

皮膚・排泄ケア認定看護師
小原三和

2015年8月から2016年3月までの約8ヶ月間、静岡県立静岡がんセンター 認定看護師教育課程で、皮膚・排泄ケア分野について学び、2016年7月に認定看護師審査に合格し皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得しました。

皮膚・排泄ケア認定看護師は、創傷(Wound)・ストーマ(Ostomy)・失禁(Continence)の分野に関連した専門的なケアを提供する看護師です。具体的には、創傷ケア(褥瘡・下腿潰瘍・離開創など)、ストーマケア(人工肛門・瘻孔)、失禁ケア(排尿・排便障害、それに伴うスキンケア)などで、主にスキンケアや排泄管理・指導を行います。スキンケアは、自然治癒力を最大限に活かして治癒を促すことを目的に、また排泄ケアは人間の基本的ニーズであり、排泄障害に対して苦痛を取り除き安心して日常生活が送れるように、専門的な知識や技術を用いて援助することを目的としています。

現在私は消化器外科病棟に勤務し、入院患者様を中心にケアに関わっています。ストーマ造設する患者様の不安を出来るだけ軽減できるよう、また術後のケアへ繋げられるように術前より関わり、術後個々の患者様に合ったケアを見出しながら、自己管理に向けて直接的なケア方法の相談や社会復帰に向けての退院指導を行っています。また、退院後も日常生活が手術前の生活に近づけるよう、生活の場での問題を患者様と共に考え、安心・安全に生活できるようにストーマ外来で継続して関わらせて頂いています。

褥瘡ケアに対しては、褥瘡リスクのある患者様や褥瘡を保有している患者様に対し、所属病棟関係なく横断的に活動し、予防対策ケアや処置方法の確認を担当部署の看護師と行っています。

緩和ケア認定看護師
日澤けさ美 石川直子

当院には緩和ケア認定看護師が2名おり、外来・病棟スタッフと力を合わせて、病気による身体のつらさ・こころのつらさ・生活のつらさを少しでも和らげるためのお手伝いをしています。1日1日の生活をより快適に、前向きに送ることが出来るよう、患者様ご家族と一緒に考えていきます。ご心配やお困りのことがありましたら、お近くのスタッフへお気軽に声をおかけ下さい。

糖尿病認定看護師
渡邉裕介

この度、糖尿病看護認定看護師を取得した渡邉です。普段は内科病棟に勤務し、糖尿病教育入院患者様を中心に、退院後の療養生活に関する相談対応を行っています。また、第2・第4水曜日の「糖尿病教室」、第2火曜日・毎週金曜日の「フットケア外来」を担当し、療養生活に役立つ情報を提供しています。糖尿病と共に生活する方々には、それぞれの「仕事」や「生活の楽しみ」といった価値観があると思います。こうした患者様の価値観を尊重した上での療養生活の支援を心がけています。当院には糖尿病連携委員会が設置され、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、作業療法士といった多くの職種の委員が所属しています。職種間の連携を大切にし、多角的な視点で療養生活の支援を行います。今後ともよろしくお願いします。

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