
はじめに
当院で取り扱っている薬剤は内服・外用・注射薬あわせて1000品目以上にのぼります.
薬学的視点を主軸とし,科学的根拠や臨床推論に基づく適切な処方・注射調剤・監査および疑義照会また一般注射薬や抗がん薬の調製,品質管理も含め,病院内で使われる薬剤はすべて薬剤師がかかわり,最新の医療情報を駆使し,医薬品の適正使用を推進しております.少数精鋭ではありますが,日々,患者さまに安全・安心をおとどけしております.
平成30年3月 |
薬剤課長 伊藤 貴史 |
|
薬剤課 スタッフ一同 |
業務内容
- 病棟担当薬剤師制による薬剤管理指導
- 感染制御・糖尿病・がん医療および安全管理等に
かかわるチーム医療への参画
- がん化学・内分泌療法にかかわる委員会事務局
- 最新の医療情報に基づく医薬品の適正使用の推進
- 薬物血中濃度による薬物動態学/薬力学的解析
- 院内製剤に関する協議・調製等
- 医薬品在庫管理システムの構築、医薬品管理・発注・納品等
- 薬事全般にかかわる審議会事務局
一般社団法人薬学教育協議会病院・薬局実務実習関東地区調整機構認定受入施設
当院は薬科大学・薬学部5年生の臨床実習を積極的に受け入れています.
(その他,学部・大学院卒後の研修も受け入れます)
スタッフ(平成30年3月現在)
薬剤師5名(うち,CDEJ 1名,CDE-Yamanashi 1名)
薬剤事務1名
所属学会・団体
日本病院薬剤師会
日本医療薬学会
日本化学療法学会
日本癌治療学会
日本臨床腫瘍学会
日本くすりと糖尿病学会
日本静脈経腸栄養学会など
放射線課のご案内
はじめに
当院は、最新の装置が設置され、緊急時の検査に対応できるように整備されています。
医療技術者として、協調性を大切に心をこめて撮影をいたします。
業務内容
放射線課は、頭部、胸腹部、骨、関節などのX線撮影、CT、MRIによるコンピューター断層撮影検査などを行う画像診断部門です。
- MRI(最新GE社製1.5T、CANON社製1.5T)2台
X線は使用せず強い磁石と電磁波を使って体内の状態を断層画像として描写する検査です。
H30年4月に最新GE社製1.5Tの装置を導入。2台体制により緊急時の対応や予約の待ち期間軽減が可能となりました。
- CT(GE社製16列)
X線が回転しながら照射して断層画像(輪切りや縦切りの画像)を作成し、いろいろな場所の組織を観察します。
- マンモグラフィ装置
検診マンモグラフィや、より細かい画像ができる3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)を撮影することができます。
- 一般撮影装置2台
- 線透視装置

- 骨塩定量装置
- 動型X装置(ポータブル)2台
- 外科用イメージ装置2台
スタッフ(H30年6月現在)
診療放射線技師7名(女性技師2名)
事務補助員1名
所属学会・団体
日本放射線技師会
日本乳癌健診学会 など
透析室のご案内
当院血液浄化室では、20床のベッドを有し、血液透析導入から維持透析まで全般的に行っております。透析を受けられる患者様お一人お一人に安心と快適さを感じていただこうと木目調の落ち着いた内装を施し温かい空間をご提供しています。
平成23年12月より、峡東地区に限り送迎サービスを連日二部制で対応しています。また、総合病院ということもあり、透析患者様が、他の疾患の治療を当院で受けながら、透析治療を継続する事も可能になっています。特にリハビリが必要な患者様に対しては、山梨リハビリテーション病院との連携により、安心して快適に透析治療を受けていだだくことができます。そして観光にも力を入れている山梨の土地柄から、旅行の為の短期治療にも対応しています。当院での透析を希望される方は、血液浄化室にご連絡ください。
リハビリテーションのご案内
当課は理学療法士7名、作業療法士3名、言語聴覚士1名、物理療法担当1名の計11名にて急性期のリハビリテーションを実施しています。
対象疾患としては、骨折などの整形外科的疾患、脳出血・脳梗塞などの脳神経外科的疾患を主としたリハビリテーションです。
当院の特徴としては、主治医、看護師、リハビリテーションスタッフなどとの定期的なカンファレンスの実施により、患者様の現状や目標などを全スタッフが把握し、より早期の退院を目標としています。
長期にリハビリテーションを必要とされる患者さまに対しては、主治医の判断にて、系列病院(山梨リハビリテーション病院)の院長が直接診察し、リハビリテーションを継続し、集中的に行って頂くために転院を勧めています。
急性期でのリハビリテーションの重要性は患者様の早期家庭復帰にとって非常に重要だと考えます。退院後の一人一人の生活のスタイルに合わせ、充実した生活を再度送れるよう支援致します。
臨床検査課のご案内
- 業務内容
血液や尿で糖尿病・貧血・肝臓の働き・腎臓の働き等を調べたり、心電図で心臓の動き・腹部の超音波検査で胆石や肝臓などにしこりがないか等を検査します。早くて精確な検査結果の提供を日々心がけています。
- スタッフ
臨床検査技師 12名
超音波検査士(腹部) 1名
超音波検査士(体表) 1名
二級臨床検査士(血液学) 1名
二級臨床検査士(臨床化学) 1名
JABTS実力試験A判定 2名
山梨糖尿病療養指導士 6名
JPTECプロバイダー 1名
肝疾患コーディネーター 1名
診療情報管理士 1名
第一種衛生管理者 1名
事務 1名
- 所属学会・団体
日本臨床衛生検査技師会
日本超音波検査学会 など
栄養給食課のご案内
安全でおいしいお食事を提供し、患者様の病状回復をサポート、早期退院を支援します。ご入院中のお食事は、一般食と疾病の治療の為の特別食があり、適時適温で提供しています。
- 行事食
手作りのカードを添えて月に2回提供しています。
- 選択食
朝食と夕食を2種類からお選び頂けます。
- カフェテリア
夕食会を月に2回行っています。
- 栄養指導
入院及び外来患者様を対象に行っています。ご希望の方は、主治医にご相談下さい。
手術室
ブルーサファイヤ色とエメラルドグリーン色に輝く無影灯の下、緊張の連続ですが、終了後の安堵と達成感を想い日々頑張っています。
内視鏡室の紹介
内視鏡室では消化器では上部内視鏡(胃カメラ)、下部内視鏡(大腸カメラ)、呼吸器では気管支鏡検査を行っています。
消化器の上部内視鏡は経口検査、経鼻検査があります。
経口検査は口からスコープを挿入して行う検査で、スコープの口径が約9mmです。従来から行われていた方法です。
経鼻検査は鼻からスコープを挿入して行う検査で、スコープの口径が4~5mmです。
内視鏡の口腔を通過する際に嘔吐反射が強く苦痛があり検査を苦手としていた方も侵襲が少なく検査を受けられます。
患者さんは経口内視鏡か経鼻内視鏡かどちらかを選ぶ事が出来ます。選択に迷う場合は担当医に相談してください。患者さんの症状や希望を聞きながら選択出来ます。
下部内視鏡も近年、大腸癌の増加に伴い症例件数が増えてきています。
ポリープの切除なども行っていますので担当医とご相談してください。