耳鼻咽喉科

当科で診断治療する主な病気とその症状

 耳疾患

急性中耳炎:
風邪症状に伴って激しい耳の痛みがあります。
○慢性中耳炎:
鼓膜に穴があり時々耳漏が出ます。
○滲出性中耳炎:
鼓膜の内側に水が溜まって、聴こえにくい症状が出ます。小児に多く鼻が悪いことが影響します。痛みはありません。
○真珠腫性中耳炎:
耳の上皮が中に入り込んでカスが溜まる特殊な中耳炎で、骨を溶かして進行するので、根本治療は手術になり山梨大学付属病院へ紹介させていただきます。手術まで必要ない場合や高齢で手術が難しい場合などの際は当科で保存的にみます。
○外耳炎:
耳掃除のやりすぎなどが原因で、炎症を起こし痛みやかゆみを伴います。
○耳垢(みみあか):
自分でうまく取れない場合や、小児で心配な時など。

めまい、難聴

○突発性難聴:
ある日突然片側の聴こえが落ちて、めまいや耳鳴りを伴う場合もあります。早期受診(発症後1週間以内が望ましいです)が予後に影響します。
○メニエール病:
3大症状は回転性めまい、耳の詰まった感じ、低いゴーッと響く耳鳴りですが、どれか一部だけの場合もあります。繰り返す病気です。
○末梢性顔面神経麻痺:
ある日突然片側の顔面が動かしづらい(非対称)で、眼がうまく閉じられないことにより涙が出る、ブクブクうがいで水がこぼれる、味覚がおかしい、おでこのしわが片側だけでないなどの症状が出ます。原因不明の場合(ベル麻痺)と、耳の周りに帯状疱疹が出ることが原因となる場合があります。
○良性発作性頭位めまい症:
ある一定の頭の向きをとると(寝返りや、起き上がったり、上を向くとなど)数秒から数分激しい回転性めまいがおこり、嘔気を伴うこともあります。
○その他の末梢性めまい一般の精査

補聴器相談

○聴力の変動がない状態で、日常会話に不自由を感じる場合は補聴器相談を行っています。当科で鼓膜所見や、聴力検査を行ったうえで必ず貸し出しをして試聴していただき検討します。補聴器を試したいけど値段が心配、などの方も是非受診してみてください。

鼻疾患

○アレルギー性鼻炎(季節性の花粉症、ハウスダストなどの通年性):
鼻内所見とともに、血液検査できちんと何にアレルギーがあるのか調べることができます。3大症状はくしゃみ、鼻閉、水様性鼻汁で時に眼のかゆみを伴います。
○急性副鼻腔炎:
頬部や眼の奥、おでこの痛み、ひどいと頭痛を伴います。黄色や緑色の濃い鼻汁が出ます。
○ 慢性副鼻腔炎:
膿性鼻汁、後鼻漏、鼻ポリープなどが1カ月以上続きます。経過でCTなども撮ります。齲歯(虫歯)が原因となっている場合もありその場合は歯科治療も必要になります。内服治療を3カ月以上行っても改善ない場合は、内視鏡手術を含めた外科的治療の適応になり、山梨大学附属病院などに紹介させていただきます。
○ 鼻出血:
必要に応じて電気焼灼します。
○鼻前庭炎:
鼻くそがたまる、鼻毛の周りガビガビして痛いなど。

口腔、咽喉頭

○風邪を含めたのどの痛み、扁桃腺の腫れなどの急性炎症
○嗄声(声枯れ):最新の内視鏡システムで声帯の様子を観察し、炎症・ポリープ・喉頭癌などの診断を行います。
○舌や、口唇のできものや口内炎も診察します。
○嚥下機能評価:よくむせる、誤嚥性肺炎を繰り返すなどの際は内視鏡下に嚥下の状態や誤嚥の有無を評価します。

頸部

○首のリンパが腫れている。
○耳下部、耳前部、顎下部などにぐりぐりがある。

などの場合は、当科でエコーや各種画像検査(CT、MRI)、血液検査を行います。

睡眠時無呼吸症候群

○家族にいびき、無呼吸を指摘されたり、日中の眠気がひどいなど心配な方は検査します。

その他、上記に限らずご相談いただければ当科で対応可能な疾患については対応します。

耳鼻咽喉科 担当医師紹介

医師名 経歴・所属学会・資格等

伊藤 英子 いとう えいこ
(医長) 秋田大学卒
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会専門医

増山 敬祐 ますやま けいすけ
(非常勤医師) 山梨大学
山梨大学耳鼻咽喉科・頭部頸部外科学教授

遠藤 周一郎 えんどう しゅういちろう
(非常勤医師) 山梨大学

坂本 要 さかもと かなめ
(非常勤医師) 山梨大学